吉野ヶ里町議会まるわかり!めくって見る

町長の公約チェック

2026年4月12日の町長選挙で、伊東健吾町長(3期目)の後援会が配った資料に書かれた約束は、いまどこまで進んでいるのか。議事録・予算・町のお知らせなど、公式の記録だけで確かめています。

確かめた日:2026年10月27日 次に確かめる:令和8年12月定例会のあと

5つの約束のいま実現した 1一部実現した 1進んでいる 2まだ確かめられない 1

5つの約束(バージョンアッププラン)

1一部実現した

AIやDXの専門家を招いた吉野ヶ里未来チームを結成

チラシの言葉「これからの行政の効率化を図るため、情報技術分野の専門家を招き、未来をみすえた改革に取り組みます。」

町は2026年7月1日、IT企業のコクー株式会社とDX(デジタル化)を進める協定を結び、同社の社員1人を国の「地域活性化起業人」制度で役場に迎えました。業務の改善や生成AIの活用、職員研修を手伝う役目です(町公式サイト)。ただし「吉野ヶ里未来チーム」という名前のチームをつくったことは、公式記録では確認できませんでした。なお、同じ制度で専門家を迎える取り組みは選挙前の令和5年度から続いており、今年度の受け入れ費用590万円も選挙前の3月に当初予算で決まっていました。

確かめた記録(5件)

確かめきれなかったこと:チラシの「吉野ヶ里未来チーム」が、いまの体制(情報推進係の職員+起業人1人+関係課)を指すのか、別に新しいチームをつくる計画なのかは、公式記録では分かりません。招いた専門家は、確認できた範囲では1人です。9月定例会の正式な会議録はまだ公開されていません。

次に見るところ:町公式サイトの「DXに関すること」のページと、12月定例会の一般質問・予算で、起業人の活動の成果や新しいチームづくりの動きが出るかを見ます。

2進んでいる

命を守る防災センターを開設します

チラシの言葉「毎年異常気象が起こり水害をはじめとする災害が発生しているふるさとの命を守る拠点を整備します。」

町が進めている防災の拠点は、新庁舎の隣に、ホール・図書館をもつコミュニティセンター、防災給食センター、防災広場をまとめてつくる「多用途コミュニティ防災拠点」です。6月に基本設計の予算が全員賛成で可決され、7月には防災給食センターの基本設計を業者と契約しました。町は令和15年度の供用開始をめざすと答弁しています。

確かめた記録(6件)

確かめきれなかったこと:チラシの「防災センター」が、この防災コミュニティセンター・防災給食センターを指すのか、2026年9月24日に開庁した新庁舎(町は「防災拠点としての機能強化」をめざした庁舎と説明)を指すのかは、公式記録では確かめられません。本体の工事費はまだ議決されていません。

次に見るところ:防災給食センターとコミュニティセンターの基本設計の進み具合(町民ワークショップなど)と、本体の工事費の予算が議会に出される時期を見ます。

3実現した

小中学校の給食費の無償化を実施!

チラシの言葉「働くお母さんやお父さんを応援するために無償化で子育てをしやすい吉野ヶ里町にします。」

町立の小学校は2026年4月分から、中学校は2学期から、給食費を保護者から集めていません(町公式サイト)。小学校は国の小学校給食費の負担軽減の流れに沿い、県から入る交付金5,268万5千円を使ったもので、選挙前の4月1日に町長の専決処分で決まりました。中学校は県の交付金ではなく町の予算による補助で、選挙後の6月議会で予算(1,890万7千円・2学期からの分)が可決されました。9月議会に出された補正予算では、給食費のお金のうち793万5千円を、国の物価高騰対策の交付金に置き換えています。

確かめた記録(8件)

確かめきれなかったこと:中学校の1学期(4〜7月)分は、これまでどおり保護者の負担がありました。区域外就学で町外から通う中学生は対象外です。中学校の補助は今年度の補正予算によるもので、来年度以降も続くかは来年度予算で確かめる必要があります。また、9月議会に出された補正予算(第3号)で学校給食費の財源の一部(793万5千円)を国の物価高騰対策の交付金に組み替えており、中学校の補助のうち町の独自財源がいくらかの内わけは確かめきれていません。

次に見るところ:来年度(令和9年度)の当初予算で、中学校の給食費の補助が続けて計上されるかを見ます。

4まだ確かめられない

吉野ヶ里特産品の開発で、ふるさと納税パワーアップ!

チラシの言葉「これからの人口減社会を踏まえると、ふるさと納税の拡充が必要です。そこで、吉野ヶ里の農産品をはじめとした「売れる特産品」づくりを促進します。」

選挙のあと、「売れる特産品」の開発を目的にした新しい事業や予算は、議事録(6月定例会まで)、補正予算書(第1〜3号)、町公式サイト、広報よしのがりでは見つけられませんでした。返礼品では、今年度から町内産の米「ひなたまる」が加わったと答弁されています。寄附額は令和7年度(2025年4月〜2026年3月・決算見込み)が約38億7千万円で、前の年度の約42億8千万円から減っています(総務省調べ)。

確かめた記録(5件)

確かめきれなかったこと:選挙後の寄附の実績(令和8年度分)はまだ公表されていません。9月定例会の正式な会議録はまだ公開されておらず、委員会の記録はもともと公開されていないため、そこで特産品づくりの話が出ていても確認できていません。2月25日(選挙前)の観光協会についての「検討」答弁は、ふるさと納税の特産品づくりと直接結びつく記録ではないため、判定の根拠にはしていません。「ひなたまる」の返礼品追加は、すでにある品種を返礼品に加えたもので、新しい特産品の開発とは確認できないため、判定の根拠にはしていません。

次に見るところ:12月定例会と来年度(令和9年度)の当初予算に特産品づくりの事業が出るか、総務省の次の調査(例年7月末。令和8年度分)で寄附額がどうなるかを見ます。

5進んでいる

高齢者や子育ての拠点となるコミュニティセンターの開設

チラシの言葉「これまでも子育てや高齢者サービスの支援をして参りましたが、その集大成ともいえる拠点施設をつくり、皆様の暮らしを応援します。」

町は、古くなった中央公民館と東脊振公民館をまとめ、約500席のホールと図書館をもつコミュニティセンターを新庁舎の隣に建てる計画で、6月議会で基本設計の予算(令和10年度までの債務負担・限度額5,343万5千円)が全員賛成で可決されました。町は令和15年度の供用開始をめざすと答弁しています。計画書では子育て支援講座やふれあい大学に使い、キッズスペースや授乳室も設けて「子育て世代から高齢者まで」使える施設にするとしていますが、計画そのものは選挙前からあったものです。

確かめた記録(6件)

確かめきれなかったこと:コミュニティセンターの基本設計を業者と契約したかは、町公式サイトで確認できませんでした(防災給食センターの基本設計は2026年7月27日に契約済み)。本体の工事費はまだ議決されていません。チラシの「集大成ともいえる拠点施設」がこのコミュニティセンターを指すと町長が明言した公式記録は見つけていません。約束2の「防災センター」と同じ複合施設の一部である可能性があります。

次に見るところ:コミュニティセンターの基本設計を受ける業者の決定と、町民ワークショップの案内(町公式サイト・広報よしのがり)、12月定例会以降の予算と答弁を見ます。

地図に描かれた、これからの町の事業

資料の「Vision MAP」のうち、町が進める事業です。会社の工場や、国・県の道路工事などは外しています。

実現した

統合庁舎整備事業(R8.9移転予定)

新庁舎は2026年7月31日に工事が終わり(広報よしのがり8月号)、9月24日から業務を始めました(町公式)。地図にある「R8.9移転予定」の時期に移っています。工事の契約額は39億4,900万円です(2024年11月29日の議事録)。

確かめた記録(5件)

確かめきれなかったこと:外構などを含めた新庁舎の最終的な総事業費(確定した額)は、公式の記録で確かめられませんでした。

次に見るところ:旧三田川庁舎・旧東脊振庁舎は令和9年9月30日まで駐車場として使う予定なので、その後の使い道が12月定例会や町公式サイトで示されるかを見ます。

進んでいる

中心地づくり(計画中)/コミセン・図書館・給食センター防災複合施設(計画中)

新庁舎を核にした町で最大の計画で、町長は6月議会で総事業費を「200億円」規模と答えました。コミュニティセンター(図書館・ホール)と防災給食センターは、6月に基本設計(設計の最初の段階)の予算が可決され、7月には給食センターの基本設計を受ける会社が決まりました(町公式)。9月議会では、令和15年度の供用開始をめざすと答えています(AI文字起こし)。

確かめた記録(7件)

確かめきれなかったこと:コミュニティセンター(図書館・ホール)の基本設計をどの会社が受けたかは、町公式サイトで見つけられませんでした。本体の工事費と全体の資金計画はまだ示されていません。地元や地権者への説明会が開かれたかどうかも、公式の記録では確かめられませんでした。9月定例会の会議録は未公開のため、9月の答弁はAI文字起こしで確認しています。

次に見るところ:12月定例会の議案と一般質問、町公式サイトの社会教育課(社会教育施設整備推進室)と学校教育課(学校整備推進室)のお知らせで、コミュニティセンターの設計を受ける会社や事業費が示されるかを見ます。

進んでいる

三田川小学校改築(R8.9予定)

地図では「改築」ですが、町の正式な工事名は「長寿命化等改修工事」で、今の校舎を直す工事です。9月1日に議会が契約(3億9,380万円・牟田建設)を議決し、工事期間は令和9年8月31日までです(町公式)。屋上の防水、外壁、トイレ、LED照明などを直します。

確かめた記録(5件)
  • 2026.03.04令和8年度当初予算が可決されました。予算書には、2年に分けて払う「三田川小学校改修事業費」総額4億2,431万9千円(令和8年度2億5,942万2千円・令和9年度1億6,489万7千円)が入っています。町公式:令和8年度一般会計予算書(当初)第2表 継続費 ↗
  • 2026.06.08町長は「小学校は既に改修に入ろうというところまで今、今年度の予算も1億数千万円つけております」と答えました。町議会 会議録(2026年6月8日) ↗
  • 2026.09.01三田川小学校長寿命化等改修工事の契約が議会で議決されました。契約金額は3億9,380万円(税込み)、施工は牟田建設株式会社、工事期間は令和8年9月1日〜令和9年8月31日です。対象は校舎5,301平方メートルで、屋上防水・外壁・トイレ・LED照明・内部の一部を改修します。10月1日から校舎北側駐車場は原則使えなくなりました。町公式:三田川小学校の改修工事が始まります ↗
  • 2026.09.07多良弘典議員への答弁で、町は旧三田川庁舎の駐車場を三田川小学校の改修工事に伴う駐車場として、令和8年10月1日から令和9年9月30日まで使う予定だと答えました(AI文字起こしで確認)。議会動画(9月7日・多良弘典議員への答弁 30:39〜) ↗
  • 2026.09.09小田久美子議員への答弁で、学校教育課長は、現在三田川小学校の改修工事を進めていると説明しました。トイレは和式を残さず、すべて洋式にする計画だと答えています(AI文字起こしで確認)。議会動画(9月9日・小田議員への答弁 26:00〜) ↗

確かめきれなかったこと:現場で工事がどこまで進んだかは、公式の記録で確かめられませんでした。

次に見るところ:工事は令和9年8月31日までなので、町公式サイトの学校教育課(学校整備推進室)のお知らせと、令和9年度予算に残りの分(1億6,489万7千円の予定)が入るかを見ます。

進んでいる

東脊振インター工業団地整備事業(3ha)

町が自分で造る工業団地です(広さは全体4.8ha、そのうち工場の土地が3ha=2022年9月議会の答弁)。2025年12月に造成工事の契約(5億5,110万円)が議会で決まりましたが、県営産業用地の文化財調査に時間がかかって土の運び出しが遅れ、工事は2026年度に持ち越しました。町は「令和8年度内の完成」をめざしています(広報よしのがり2026年1月号)。どの会社が入るかは、公式の記録では見つけられませんでした。

確かめた記録(8件)

確かめきれなかったこと:チラシの「3ha」は工場の土地の広さと合う(全体は4.8ha)。9月議会の補正予算が可決されたかは、9月定例会の会議録がまだ公開されていないため確かめていない。分譲の相手や時期は公式の記録で見つけられなかった。

次に見るところ:2026年度末(2027年3月)までに造成工事が終わるか、また分譲先・進出企業の発表があるかを、12月以降の議会の会議録と広報よしのがりで確かめる。

進んでいる

きらら館改修工事

東脊振健康福祉センター「きらら館」は、選挙の前に空調の改修(8,030万円)が終わっています(広報よしのがり2025年3月号で完了を案内)。そのあと、屋根・外壁・内装・トイレを直す大規模改修工事の契約(1億758万円)が2026年7月1日に議会で決まり、2027年3月31日までの予定で工事が進んでいます。

確かめた記録(6件)

確かめきれなかったこと:チラシの「きらら館改修工事」が、選挙前に終わった空調の改修を指すのか、2026年度の大規模改修を指すのかは、チラシだけでは分からない。9月議会の補正予算が可決されたかは、会議録が未公開のため確かめていない。高圧受電設備や給水ポンプの取り替えは今回の契約に入っていないと答弁されている。

次に見るところ:2027年3月31日の工期までに工事が終わるかを、広報よしのがり・町のサイトのきらら館のお知らせと、2027年の議会の会議録で確かめる。

進んでいる

上石動ほ場整備測量・登記

旧東脊振村が昭和60年に始めた上石動地区の田んぼの整備(5.6ha、地権者24人)で、1人の反対が続き、三十数年、登記ができていませんでした(町長の答弁)。2025年に同意が得られ、町は2025年9月に測量の費用1,598万5千円を予算にしました。ところが草木の伐採が進まず測量が遅れ、1,453万1千円を2026年度に繰り越しています。測量・換地・登記はまだ終わっていません。

確かめた記録(6件)

確かめきれなかったこと:記録では「石動換地区」「上石動地区新農業構造改善事業(圃場整備)裏田工区」と呼ばれており、チラシの「上石動ほ場整備」と同じものと考えられるが、チラシ側の説明がないため完全には照合できない。登記にかかる費用は来年度も予算が要ると町長が述べている(2025年9月12日)。

次に見るところ:2026年度中に確定測量・換地・登記が終わるかを、12月・3月議会の補正予算や繰越の報告、会議録で確かめる。

検討中

町立保育園移設建設事業(計画準備)

町は2025年12月の議会で、令和8年6月の補正予算に基本計画の費用を出すと答えていました。しかし2026年6月の議会では「今年度は事業の予算は計上しておりません」と答え、視察と準備にとどめています。町長は、補助(防衛省など)の採択の見通しが立ってから進める考えを示しており、6月と9月の補正予算にも基本計画の費用は入っていません(町公式の予算書)。

確かめた記録(7件)
  • 2025.12.02企画調整課長は、保育園・こども園の財源として「起債と防衛補助の民生安定事業補助金」を考えていると答えました。町議会 会議録(2025年12月2日) ↗
  • 2025.12.03こども・保健課長は「新年度の6月補正予算にて基本計画策定業務委託を計上する予定」と答え、町長も「予算を令和8年6月の予算補正に出します」と述べました。町議会 会議録(2025年12月3日) ↗
  • 2026.01町長の新年あいさつの「まちづくり状況報告」に「町立吉野ヶ里保育園移転建設事業⇒令和8年度より基本計画に着手予定」と載りました。同じ文は10月27日時点の町公式サイト「町長の部屋」にも載っています。広報よしのがり 2026年1月号 2ページ ↗
  • 2026.06.08こども・保健課長は「今年度は事業の予算は計上しておりませんが、他市町の事例検証や保育施設の視察、基本計画策定業務の実施準備を行う」と答えました。町長は「補助採択の道筋をつけないで、はい、やりますよとはとても言い難いです」と述べました。町議会 会議録(2026年6月8日) ↗
  • 2026.06.08町長は「事業採択が今そこまで来ている」「オーケーのサインが出たらやります」と述べ、保育園は最低700平方メートルほどで「10億円近い事業費」になるとの見方を示しました。町議会 会議録(2026年6月8日) ↗
  • 2026.06.09補正予算(第2号)が可決されました。保育園費の増額は職員の給料や備品などで、基本計画の委託料は入っていません。町公式:令和8年度一般会計補正予算書(第2号) ↗
  • 2026.09.019月定例会に出された補正予算(第3号)でも、保育園費の増額は共済費24万円だけでした。町公式:令和8年度一般会計補正予算書(第3号) ↗

確かめきれなかったこと:防衛省などの補助が採択されたかどうかは、公式の記録で確かめられませんでした。移転先の場所もまだ示されていません。9月定例会の一般質問では、保育園の建て替えについてのやりとりは見つかりませんでした(AI文字起こしで確認。議案の質疑は未確認)。

次に見るところ:12月定例会の補正予算か、令和9年度当初予算(2027年3月議会)に基本計画の費用が入るかを見ます。

検討中

駅北南駐車・駐輪場整備

吉野ヶ里公園駅の南側では、2024年9月に仮の駅東駐輪場が開き、2026年3月に白線が引かれました(議事録)。町は令和6年度に買った約1,200平方メートルの土地で駅南広場を広げる方針ですが、6月議会では「まだ計画は具体化しておりません」と答え、9月議会でも具体的な検討スケジュールは示せないと答えました(AI文字起こし)。令和8年度の当初予算と6月・9月の補正予算に、駅南広場や駐輪場の整備費は見当たりません(町公式の予算書)。

確かめた記録(4件)
  • 2024.12.04総務課長は、駅東駐輪場を「今年の9月5日から利用を開始」したと答えました。駅南の駐輪場の1か所が借りられなくなったため、新たに土地を取得したものです。あわせて、駅南の広場を駅東駐輪場も含めて整備する際に、自転車ラックなどの設置を検討したいと述べました。町議会 会議録(2024年12月4日) ↗
  • 2026.06.04総務課長は、駅東駐輪場に3月に白線を4本引いたと説明し、「まだ計画は具体化しておりませんが、駅東駐輪場を含む令和6年度に取得した約1,200平方メートルの土地は、駅南広場の拡幅地として整備する方針です」と答えました。駅北駐輪場は観光協会、駅南と駅東の駐輪場は総務課が管理しています。町議会 会議録(2026年6月4日) ↗
  • 2026.06.04総務課長は、屋根について「駅南広場の拡幅計画の中で駐輪場の収容台数、屋根や自転車ラック、自転車スタンドの設置など、十分検討させていただければ」と答えました。建設事業課長は「国庫補助金の活用を含めた財源確保に努め、計画的な駅南口の全体的な整備に向けた検討を進めてまいります」と述べました。町議会 会議録(2026年6月4日) ↗
  • 2026.09.07安武洋議員が進み具合をたずね、町の担当課長は、南口周辺は歩道整備や車の流れの見直しなども含めて一体的に整備する必要があり、屋根の設置は現時点で具体的な検討スケジュールを示せる状況にはないと答えました(AI文字起こしで確認)。議会動画(9月7日・安武議員への答弁 03:24〜) ↗

確かめきれなかったこと:地図の「駅北南駐車・駐輪場整備」が、選挙前の2024年9月に開いた駅東駐輪場を指すのか、これからの駅南広場の拡幅を指すのかは、地図の文言だけでは分かりません。駅北の駐車場・駐輪場を整備する動きは、公式の記録で見つかりませんでした。

次に見るところ:駅南広場の拡幅計画が示されるか、12月定例会の補正予算や令和9年度当初予算に設計費などが入るかを見ます。

検討中

東脊振中学校エアコン整備/三田川中学校エアコン整備

両中学校の校舎(教室など)にはすでにエアコンがあり、古くなっています(三田川中22年・東脊振中17年=町の調査資料、2026年3月)。体育館にはまだありません。町は2026年春に業者から意見を聞く調査をして、校舎の更新と体育館の新設のやり方を検討しています。2026年9月までの予算書に、中学校のエアコン工事のお金は見当たりません。

確かめた記録(6件)

確かめきれなかったこと:チラシの「エアコン整備」が校舎の更新なのか、体育館の新設なのかは、チラシだけでは分からない。9月定例会の会議録は未公開。市場調査の資料では、三田川中学校と同じ所在地の「児童体育館」は社会体育館として新設を検討する施設に入っている。

次に見るところ:今年度つくる「学校施設長寿命化計画」の中身と、12月議会や令和9年度当初予算(2027年3月)に中学校の空調工事費や設計費が載るかを確かめる。

まだ確かめられない

豆田地区内水対策調査検討業務

この名前の業務は、議会の会議録(2026年7月の臨時会まで)、広報よしのがり、町の公式サイト、令和8年度の予算書(当初と9月までの補正)のどこにも見つけられませんでした。そのため、町の事業か、県などの事業か、もう始まっているのかも分かりません。

確かめた記録(1件)
  • 2026.09.01町のサイトに載っている令和8年度の一般会計予算書(当初、補正第1〜3号)と下水道事業会計予算書を「豆田」「内水」で探したが、この業務の名前は見つからなかった(「豆田」は道路の歩道工事の名前でだけ出てくる)。町のサイト「令和8年度予算」 ↗

確かめきれなかったこと:9月定例会の会議録は2026年10月27日時点で未公開。町は入札結果を自分のサイトに載せていないため、委託契約が結ばれたかどうかは確かめられなかった。2023年9月11日の議会では、内水氾濫の対策として国営水路三田川線の末端の排水機場の新設を4市町で県に要望していると答弁しているが、「豆田地区」の調査業務とのつながりは記録で確かめられない。

次に見るところ:町(建設事業課・農林課)に業務名と発注の時期をたずねるか、9月・12月定例会の会議録が公開されたら「内水」「豆田」で検索する。

選挙の前に終わっていたもの(4件・チラシで実績として書かれたものを含む)
実現した

吉野ヶ里観光協会設立・仮事務所

一般社団法人吉野ヶ里町観光協会は2026年1月30日に発足し、2月15日に設立総会が開かれました(広報よしのがり4月号)。どちらも選挙の前です。事務所は東脊振庁舎の商工観光課の隣に置かれ、8月の時点でも「東脊振庁舎2階」と案内されていました(広報よしのがり8月号)。

確かめた記録(7件)
  • 2025.12.09観光協会の設立総会の費用を含む補正予算の質疑で、商工観光課長は「今のところ商工観光課の隣に観光協会を置きまして、新庁舎になりましたら新庁舎のほうに一緒に動くつもりでございます」と答えました。町議会 会議録(2025年12月9日) ↗
  • 2026.01.30一般社団法人吉野ヶ里町観光協会が発足しました。2月15日には東脊振健康福祉センターきらら館で設立総会が開かれました。広報よしのがり 2026年4月号 4ページ ↗
  • 2026.02.03国税庁が法人番号を指定しました。登記上の所在地は新庁舎と同じ「吉田1262番地2」です。国税庁 法人番号公表サイト ↗
  • 2026.03.04観光協会を吉野ヶ里公園駅コミュニティーホールの運営を任せる団体(令和8年4月1日〜令和13年3月31日)とする議案が全員賛成で可決されました。同じ日、新庁舎での執務場所について、まち未来課長は「4階の一画に観光協会の執務スペースを設けて」と説明し、町長は「今まだきちっと決めていない」と答えました。町議会 会議録(2026年3月4日) ↗
  • 2026.03.04令和8年度当初予算が可決されました。予算書には「吉野ヶ里町観光協会補助金」1,614万5千円が入っています。町公式:令和8年度一般会計予算書(当初) ↗
  • 2026.06.08商工観光課長は「現在、観光協会のほうは、商工観光課の横で一緒に事務をしております」と答え、新庁舎でも「同じ場所がいいのではないか」と述べました。町議会 会議録(2026年6月8日) ↗
  • 2026.08コミュニティーホールのパート募集の案内で、応募先が「(一社)吉野ヶ里町観光協会(東脊振庁舎2階)」となっていました。広報よしのがり 2026年8月号 18ページ ↗

確かめきれなかったこと:9月24日に役場が新庁舎へ移った後の観光協会の事務所の場所は、公式の記録で確かめられませんでした(3月議会では新庁舎4階の一画という説明、6月議会では商工観光課と同じ場所がよいという答弁)。町公式サイトには、観光協会を紹介するページが見つかりませんでした。

次に見るところ:町公式サイトや広報よしのがりで、観光協会の事務所の場所と連絡先がどう案内されるかを見ます。

実現した

浄化センター(不明水対策工事)

大雨のときに下水管へ雨水などが入り込み(不明水)、浄化センター近くでマンホールから水があふれるなどしたため、町は2022〜2023年度に「浄化センター雨天時対策工事」を行いました。ポンプを1台増やすなどの工事で、総額は約9,000万円の見込み(2023年9月議会の答弁)。選挙の前に終わった工事です。

確かめた記録(5件)

確かめきれなかったこと:工事全体の完了を直接報告した会議録は見つけられなかった。「実現した」とした根拠は、2023年9月の答弁(土木完了・ポンプ設置済み・残りは10月完了見込み)と、2024年6月の繰越の報告にこの工事が入っていないこと。チラシの「不明水対策工事」がこの工事を指すのか、別の新しい工事を指すのかは、チラシだけでは分からない。令和8年度予算には浄化センターの改築更新(日本下水道事業団への委託2,600万円)があるが、不明水対策とは書かれていない。

次に見るところ:選挙の後に新しい不明水対策の工事があるかは、下水道事業会計の予算書と12月以降の議会の会議録で確かめる。

実現した

乗合型デマンドタクシーよしくる(新たな公共交通)導入

「よしくる」は2023年10月に運行を始めました(2026年6月議会の答弁)。利用者は令和7年度に1万6,245人で、令和5年度8,467人、6年度1万3,713人から増えています。チラシの「導入」は公式の記録と合います。町の負担額は令和7年度に1,360万9,768円でした。

確かめた記録(3件)

確かめきれなかったこと:1万6,245人という数を町が答えたのは6月定例会(6月4日・8日)。9月議会では木下大学議員が「6月の議会では言われました」とこの数を引用している(AI文字起こし)。9月議会では、町は運行事業者と委託契約ではなく補助金を出す方式だと答弁している(AI文字起こし。会議録での確認は公開後)。町のサイトでは問い合わせ先に吉野ヶ里観光タクシー(有)が載っている。

次に見るところ:令和8年度の利用者数と町の負担額は、2027年6月ごろの議会答弁か決算で確かめる。

まだ確かめられない

移住定住奨励金300件以上(R2制度開始以降支給実績)

制度は令和2年度に「転入奨励金」として始まり、3年度から今の定住奨励金になりました(2026年6月議会の答弁)。公式の記録で確かめられた累計は、2024年6月4日時点で「合計216世帯、788人」(申請者数)です。そのあとの令和6年度・7年度の全部の件数は記録で見つからず、「300件以上」になったかは確かめられませんでした。

確かめた記録(3件)

確かめきれなかったこと:2024年6月までの216世帯は「申請者数」で、支給件数と同じかは答弁からは分からない。2026年6月の答弁の件数は「転入」の分だけで、全件数ではない。足し算で推し量ることはしていない。

次に見るところ:9月定例会の決算審査の会議録が公開されたら、令和6・7年度の支給件数(転入以外も含む全件)を確かめ、累計が300件を超えるかを見る。

判定の決まり

実現した
約束どおりのことが始まった・できたと、公式の記録で確かめられたもの
一部実現した
約束の一部だけが実現したもの(例:小学校だけ、など)
進んでいる
予算がついた・設計や工事が始まった・制度づくりが始まったもの
検討中
議会で町が「検討する」などと答えたが、予算や着手はまだのもの
まだ確かめられない
公式の記録で動きを見つけられなかったもの(「やっていない」という意味ではありません)
  • 国や県の制度で実現したものは、町が独自に行った部分と分けて書いています。
  • 判定は、出典に挙げた公式の記録で確かめられた範囲だけです。委員会の記録など、公開されていない場で決まったことは反映できていません。
  • 約束の言葉は、伊東けんご後援会の討議資料「いまいちど皆様と共に!」(2026年町長選)から書き写しています。資料の写真は、応援している方のお顔とお名前が写っているため載せていません。

このページについて

このサイトの運営者(なかほり博智)は、2026年の町長選に立候補しました。だからこそ、このページの判定は、議事録・予算・町のお知らせ・報道といった公式の記録だけで行い、意見は書きません。進んでいることは、進んでいると書きます。間違いや新しい動きに気づいた方は、下のコメント欄で教えてください。

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