築54年の保育園はいつ建て替える?――200億のまちづくり、3期目町政に問う

吉野ヶ里保育園は昭和47年建設で築54年。雨漏りで行事を移すほどの老朽ぶりですが、基本計画の予算計上は見送られました。吉富議員は「3期目の4年でやるのか」と直球で質問。町長は「後回しにしていない。中心地づくりは総事業費200億円になる。保育園は約10億円かかる見込みで、補助金の道筋なしにやるとは言えない」と説明しました。コミュニティセンター+図書館の維持費は年約8,000万円の見込みで、議員は維持管理費の基金積立を提案。町も「考えてみるべき」と応じました。
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かんたんに言うと?
町立保育園は昭和47年(54年前)に建てられ、雨漏りのたびに先生が行事の場所を移すような状態です。令和6年度に「建て替え&公立で存続」が了承されましたが、基本計画の予算は「安定的な財源確保のため」に見送られ、今年度は視察や準備にとどまります。背景にあるのは、まちづくり全体のお金の話。町長は本会議で、中心地づくりの総事業費が「100億では足りない、200億になる」と明言しました。財源はふるさと納税の基金(約69億円)と国の補助金(防衛省補助は最大75%)が頼み。保育園(約10億円規模)も補助採択の道筋がつき次第進める、というのが町の立場です。
意見はどう分かれた?
- 保育園を後回しにしていない。基本計画の費用も算出済みで、県との協議も続けている(町長)
- 防衛省補助(最大75%)を使えば100億の事業も町の負担は25億で済む。補助金を使わない手はない(町長)
- 維持管理費の基金積立は健全な財政運営の観点から考えてみるべき提案(財政課長)
- 町長の任期は4年。「またやる」ではなく、今期中に保育園の道筋を(吉富議員)
- 保育園に使える基金は約50億円ある。町長の判断で先に建てられないのか(吉富議員)
- 施設が増えるほど維持費も増える。給食センターやコミセンの分も含め、将来負担への備えを(吉富議員)
なぜ大切なの?
「子どものための施設が一番後回しになっていないか?」――これがこの質問の核心です。一方で、補助金なしで基金から10億円を使えば、他の事業に回すお金が減る。さらに、建てた後には維持費が永遠に続きます(コミセン+図書館だけで年約8,000万円、補助金は一切なし)。「何を先に、どのお金で建て、維持費をどう払い続けるか」。200億のまちづくりの順番と設計は、町民が一番知っておくべきテーマです。
これまでの流れ
質問の要旨
1.3期目伊東町政を問う
- 町の中心地づくり・今後のまちづくりについて(公共施設の優先順位・保育園建て替え・維持管理費・民間誘致)
2.町の安心・安全について
- 生活道路の30km規制(9月施行)と中央線の設置状況
- 防災井戸の設置計画
- 自転車専用レーンの考え
なかほりの視点

築54年の保育園より新しい箱が先――この順番にこそ、私は異を唱えています
- 中心地づくりは総事業費200億円と町長が明言しました。一方で、雨漏りする保育園の基本計画は見送り。子育て世代として、この優先順位には納得できません
- 補助金を待つ戦略は理解します。でも、待っている間も子どもたちは古い園舎で毎日を過ごしています。「いつまでに建てる」の期限を示すべきです
- 維持管理費の基金積立(吉富議員の提案)に賛成です。建てるお金だけでなく、維持するお金まで含めてはじめて「計画」と呼べます
これは運営者個人(なかほり博智)の意見です。上の事実の整理とは分けて表示しています。
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